NISSINラリー丹後2019に参戦しました

去る5月18日(土)から19日にかけてNISSINラリー丹後2019に参加しました。その参加レポートとちょっとした自己分析の話です。今回は文章多めとなっています。

総合距離47.80kmのSS(スペシャルステージ)

端的に今回のラリーのSS(スペシャルステージ)について説明すると、道幅が少し細めで砂が出ている12.40kmのSS(Nariai)と、道幅は広めで4速まで入る比較的路面の綺麗な高速度域で走る11.50kmのSS(Tsunotsuki)を、それぞれ2回ずつ走るという設定になっています。1本のSSの距離が10kmを超える非常にタフ(魅力的)な設定です。

完走して11/12位の結果が付いた

というわけで上述したようなコースを走ったわけですが、ジョン・スミスは無事完走し、11/12位という結果を残すことができました。競争をしているわけですから結果としてはあまり良くないですが、最低限の条件である完走を達成しています。実はこれ、ラリーにおいてとても大切なことで、リタイアせずに最後まで走り切ったことの証明です。どれだけタイムが速くても最後の最後でクラッシュやメカニカルトラブルでリタイアしたらリザルト表に「R」と記載されて順位が付きません。

走行タイムを分析

デミオにはデータラガーを搭載しているわけではないのでデータに沿った走り方の分析や比較をすることはできないが、リザルト表を見ることで他のエントラントの方とのタイムの違いを見ることができる。それを基にDE-5クラス1位の方とのタイムとジョン・スミスのタイム並びにそのタイム差を比較すると、次の表のようになる。

参加者 SS1 SS2 SS3 SS4 合計 タイム差
1位 11:10.7 8:52.9 11:06.2 8:48.2 39:58.0 0
11位 12:42.6 10:06.6 12:45.8 9:44.3 45:19.3 + 05:21.3

SSの総合距離47.80kmで05:21.3つまり321.3秒の差が開いていることとなる。1km走るたびにどれくらいのタイム差が付いているかを計算すると、321.3秒 ÷ 47.80 =6.721…、小数第2位を繰り上げると6.8秒/kmである。競争的には、お話にならないくらいトップから離されている。

ここで注目したいのはそれぞれのSSにおけるトップとのタイム差。計算は以下の通りで、小数点以下第2位は繰上げしている。

SS1:91.9秒/12.40km=7.5s/km
SS2:76.6秒/11.50km=6.7s/km
ss3:99.6秒/12.40km=8.1s/km
SS4:56.1秒/11.50km=4.9s/km

SSごとに見てみると、6.8秒/kmよりも多くタイムを離されているステージがあれば、逆にそれよりも短いタイム差に収まっているステージもあるとわかる。実際、最終ステージのSS4ではトップとのタイム差を4.9秒/kmまで抑えることができている。それよりも分析が必要となるのは、何故その他のSSではこれほどまでにタイム差が開いてしまったのかということ。

SS2とSS4であったTsunotsukiというステージはジョン・スミスにとって比較的走りやすいコースで、特にSS4では最終SSということでできる範囲で頑張って走ったのである。これに対してSS1とSS3のNariaiというステージは、コース幅細めでTsunotsukiと比較するとクネクネしていてきついコーナーも多く、速度もそこそこ出るけれどどちらかというと速度域は比較して低め。つまり、ジョン・スミスはNariaiのような道が苦手ということ。それがタイムに如実に表れている。

SS4と同じくらいのペースで全SSを走行することができた場合、SS1とSS3それぞれで60.1秒、SS2では56.4秒のタイムを縮めることへとつながる。
SS1:12.4 x 4.9=60.76⇒60.8秒
SS2:11.5 x 4.9=56.35⇒56.4秒
SS3:12.4 x 4.9=60.76⇒60.1秒
SS4⇒56.4秒

60.8 + 56.4 + 60.8 + 56.4 = 234.4秒、つまり総合タイムがトップのタイムから3分54.4秒落ちとなる。トップの総合タイムが39:58.0、これに3:54.4を加えたタイムは43:52.4である。このタイムをDE-5クラスの順位で確認すると、8・9位の間に位置する。SS4と同じくらいのペースで走ることができれば11位よりも順位が2つ上がっていたとも言えるし、持てる力を発揮して走ったとしても入賞するまでのタイムを出すことができないということが示されている。

DE-5クラスは今回、1~5位までのエントラントが入賞対象であった。43:52.4で走ったとして、5位の方よりも速く走るためには、86.3秒/47.80km=1.8秒、つまりさらに1.8秒/km速く走らなければならないということになる。道のりは険しいが、PDCAを実行すれば(考えて練習すれば)もっと速くなるだろう。PDCAについては、また別記事で紹介します。

SS4でのトラブル(人為的ミス)

というわけで今回、比較的良く走ることのできたSS4ですが、実はヘルメットにアンプのコネクターを挿し忘れてしまいました。アンプとヘルメットを繋ぎ忘れるとどうなるかというと、ヘルメットに内蔵されているインカムを使うことができません。つまり、コ・ドライバーが読み上げるペースノートを聴き取りにくくなります。幸い、ジョン・スミスは聴力に優れているのと純正マフラーで車内は静かということもあり、ペースノートの9割くらいは確実に聴き取ることができました。しかし、全てを聴き取ることができたわけではないので、こうやって結果を見返していると、小さなことの積み重ねだなとつくづく感じたのでした。

おまけ

コ・ドラの友人がギャラリーステージでの動画を撮ってくれていたようで、拝借しました。

 

まとめ

新城ラリーから約2か月、課題として取り組んできたことも実践で活かすことができたので、順位は満足のいくものではありませんでしたが、自分にとっては有意義なラリーでした。6月にはいなべラリーが開催されるので、それに向けて今後の練習に取り組む所存です。

 

 

 

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