ラリーを始める初期費用を実例をもとに紹介

トヨタのWRC参戦やラリー映画の上映などを通じて世間におけるラリーの知名度もこの数年で高くなったはず。中には自分もラリーを始めてみたいと思っている人もいたりして。しかし車を使うスポーツである故、予算の敷居が高いことも事実。そこで、ジョン・スミスがラリーを始めるにあたってかかった費用を紹介することにする。

ラリーに掛かる費用の内訳

まず最初に、ラリーに掛かる費用の内訳を紹介すると次のような感じ。

車両代
部品代
メンテナンス費用
クルー装備品
ラリー参加費・遠征費

思いつく限りではこれくらい。以下ではそれぞれの項目について解説。

車両代

ラリーで使用する車を購入するための費用が車両代。車両代は車のコンディションによって違ってくるので、一概にいくらであると定義するのは難しいところがある。新車で購入した車でラリー車に仕上げる方もいれば、中古のラリー車やダートラ・ジムカーナ車両を安く手に入れて、足りない部品(必要な部品)を加えるなどしてラリー車を製作する方も。

部品代

ラリー車製作にあたって必要な部品を揃えるためにかかってくるのが部品代。サスペンション類やロールケージ、車によってはアンダーガードやフロアガードに溶接代などなど、これについては挙げだしたらキリがないです。LSDやファイナルギア、クロスミッションなどもここに含まれる。

メンテナンス費用

エンジンオイルやミッションオイルにオイルフィルター、バッテリーといった各種消耗品を交換や、LSDやサスペンションといった部品が消耗した際のオーバーホール費用などはここに含まれる。あとタイヤ代、走り方によるがタイヤ代は結構高く、財布に厳しい。

クルー装備品

実は意外とお金がかかるクルー装備品。クルー装備品はドライバーとコ・ドライバーが装着するもののこと。ヘルメット、レーシンググローブ、レーシングシューズ、レーシングスーツ、ハーネス(競技用シートベルトのこと)、HANS(首を守るやつ)、フルバケットシート、ざっくりあげるとこんな感じ。あと、ラリーではアンプとインカム使うので、ヘルメットもインカム内臓の物を選んだり、アンプを購入したりもする。

ラリー参加費・遠征費

実際にラリー競技にエントリーする場合には参加費や遠征費が発生することになります。参加費は競技を開催するオーガナイザーによって差がありますのでその都度、要確認です。遠征費についてはチームによって違ってくると思うので、ここでは割愛。

筆者がラリーを始めるのに掛かった費用

以上がラリーを始めるにあたって必要となる費用の内訳である。ここからは、ジョン・スミスがラリーを始めるにあたってかかった費用をざっくり紹介してみようと思う。

まずは車両代。ジョン・スミスはデミオのラリー車両を中古で購入したのだが、この総額がぴったり60万円だった。売りに出されている中古のラリー車をラリー会場で探していたところで紹介され、翌日には購入の意思を伝えて、4週間後に納車、という感じである。

お次は部品代。上述の通り中古のラリー車両を購入したのでほとんど装備は揃っていたので揃える者は少なかった。揃えたものは舗装路(ターマック)用のサスペンションくらいで、価格にすると30万円くらい。あと、部品ではないが車載の消火器がブラケット込で8,000円くらいだったはず。

メンテナンス費用は定期的にかかる費用だが、ラリー前にはエンジンオイル・オイルフィルター・ミッションオイルを交換するので、毎戦最大10,000円くらいかかっている。タイヤ代についていは、当時はSタイヤ禁止となっていたためダンロップのZ3を4本購入して60,000円くらいだった。

クルー装備品についてはほとんど揃っていたので特に買い足したものはなかった。しかし、ラリーを始めた当初はチーム員のヘルメットやアンプを借りていたので、これらも購入していた場合には7万円くらいかかっていただろうと思われる。

デビュー戦は福井県の若狭で開催された若狭ラリー2017で、この時の参加費用が確か60,000円くらい。これに高速代金・ガソリン代・サービス費用などを加えて、ドラ・コドラで合わせて70,000円くらいだったかと。ラリーに必要な保険代金で10,000円くらい払ったような払っていないような。

というわけでこれらの費用をトータルするとおよそ1,100,000円である。ジョン・スミスは程度の良い中古のラリー車を縁があって良心的な価格で購入することができたこともあってこの価格で収まったが、純正状態からラリー車を製作するなどした場合には時間もお金も場合によっては1,000,000円以上かかってくる。

ラリーを始めるなら100万円用意しよう。

というわけで今回はラリーに参加するにあたってどれくらいの費用がかかったのかを実体験をもとに説明したのだが、ただでさえ高い車にさらにお金をかける必要が出てくるので初期費用は1,000,000円はかかると考えておいた方が良いと思う。どのような車をベースにしてラリーをするかによって初期費用は変わってくるので、手に入れる車両によっては初期費用600,000円で始めることができる可能性もある。何れにせよかなりお金がかかってくる競技のため、ラリーを始めたいと考えている方はラリーに関して詳しい人などに一度相談してみてはいかがだろうか。

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